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形代ノ祓

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心と体の穢や災いをとり​、清らかに

祓(はらい)は、心と体の穢(けがれ)や災いをとり、心と体を清らかにする呪法として、昔から国家・庶民の間で行われてきました。今でも神社などで、大祓(おおはらい)や厄払い(やくばらい)などが行われています。

ここでは鬼から受けた苦しみや痛みを形代(かたしろ)に移し、水に流して遠くに捨てる呪法を紹介します。

まずは、あなたの身代わりになってなってくれる形代を作ります。形代は紙や木・藁などありますが、ここでは、作りやすい紙人形を作ります。紙に人の形を描き、氏名・生年月日・住所を書いて、切り取ります。氏名などは個人情報なので、水に溶ける水性サインペンなどで書いて下さい。形はどのようなものでも大丈夫ですが、形代はあなたの分身です。心を込めて丁寧に作りましょう。

​形代ができたら、あなたの穢や災いを形代に移します。
形代を片手に持ち、あなたの体を左腕→右腕→左脚​→右脚→頭→顔→おなか→背中の順に撫で、これを三回繰り返します。
今度は形代を両手に持ち、深く息を吸い込み、形代に大きく息をかけます。これも三回繰り返して下さい。
​体を撫でる事で体の、息をかける事で心の穢や災いを移すことができます。

最後に形代を川や海に流します。その時「はらいたまい、きよめてたまう」と唱えながら水に浮かべて下さい。

何度も言いますが、形代はあなたの分身です。鬼退治の呪いで用いた形代は、鬼の分身なので火で燃やした後、灰を下水に流してしまいます。あなたの分身は綺麗な水に流してあげて下さい。

祓の効果を高めたい方は、形代を水に浮かべる時に、大祓詞(おおはらいのことば)を読んでみて下さい。大祓詞は昔から万能の祝詞(のりと)とされ神社などで奏上されてきました。少しわかり難いですが、動画を参考に身につけてみて下さい​ね。

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