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鬼退治

呪いの力で鬼に災いを起こす

呪詛師の呪いは、式神を使い『陰ノ気』を鬼に送って、神仏の力を借りて災いを起こします。

『陰ノ気』とは空気のようにあなたの周りにフワフワ浮いている災いを起こすもので、人の集まる所・汚れた場所・お墓や病院などに浮いています。逆に福を呼ぶものを『陽ノ気』と言い、早朝・森林や滝・神社やお寺などに浮いています。
普通の人は見る事はできませんが、第六感でなんとなく感じる人もいます。
現代の町で生活していれば『陰ノ気』の割合が多いので、自然にあなたの回りに集まり、小さな災いが起きる原因になっています。

呪詛師の呪いのかけ方は、まず鬼の氏名から式神を使って鬼を探します。
式神とは、必要な時に力を借りる動物神の事です。
呪いをかける時は、狐神に手伝ってもらっています。式神は偉い神様に比べるとずっと位が低いのですが、狐神は頭も鼻もいいのですぐに鬼を見つけくれます。
なので地球の裏側にいても呪いをかけられるんですよ。

鬼が見つかると、『陰ノ気』を鬼に送り続けます。『陰ノ気』も式神が大切に届けてくれます。

鬼の回りに『陰ノ気』がたまると、集まって大きな雲に変わります。雲が出来ると、体が重く感じたり、黒いモヤモヤが見えたする事があります。

そして神仏を呼び出して、鬼に災い(苦しみ・痛み)を与えてもらえるようお願いします。これが一番難しくて、神仏によってはなかなか引き受けてくれない事があります。なので術によっては特定の食材を食べないなどの、断ち物をしてお願いする事もあります。

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